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November 26, 2016

こだわりの日本映画をじっくり味わう

舟を編む
 
出版社・玄武書房に勤める馬締光也(まじめ みつや)は、営業部で変わり者として持て余されていたが、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になる。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」――見出し語は24万語。完成まで15年。編集方針は「今を生きる辞書」。個性派ぞろいの辞書編集部の中で、馬締は辞書編纂(へんさん)の世界に没頭する。そんなある日、出会った運命の女性。しかし言葉のプロでありながら、馬締は彼女に気持ちを伝えるにふさわしい言葉がみつからない。問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか?馬締の思いは伝わるのだろうか?

 映画「深夜食堂」
 
登場人物たちの心の葛藤が、時にユーモラスに、時に優しく丁寧に綴られ、人生の岐路に立った者たちに向けて温かな希望を投げかける。 ネオンきらめく繁華街の路地裏にある小さな食堂。夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に明かりが灯ることから、人は「深夜食堂」と呼ぶ。メニューは酒と豚汁定食だけだが、頼めば大抵の物なら作ってくれる。そんなマスターが出す懐かしい味を前に、客たちの悲喜こもごもな人生模様が交差する。「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の安倍夜郎の大ヒット漫画を原作に深夜の放送ながら静かなブームを呼び、第3部まで続いている人気ドラマが待望の映画化。主演はドラマ版と同じく小林薫。客と絶妙な距離感を取る寡黙なマスター役を自然な佇まいで演じる。心も胃袋もやさしく満たす『深夜食堂』の味、たっぷりとご堪能あれ。

 許されざる者(2013)
 
舞台は1880年、北海道。主人公は、幕府軍の残党で、かつては〝人斬り十兵衛〟と恐れられた男。愛する妻と出会い、刀は棄てたはずだった。しかし、妻亡き後、幼い子供たちと極貧の生活にさらされる日々のなか、昔の仲間が〝賞金首〟の話を持ってやって来る。 

 想いのこし
 
ある日、突然おとずれた《別れ》をどう受け止めるのか…。『想いのこし』は、この世に想いを残して去る者と残されて生きていく者の決して交差するはずのない《想い》をドラマティックに綴るエンターテインメント。必ず泣ける感動作として日本映画史にタイトルを刻む『黄泉がえり』『いま、会いにゆきます』『ツナグ』に続く、心揺さぶる名作がまたひとつ誕生した。 未練を残したままこの世を去った人たちの《想い》を大金と引き換えに叶えていくという意表をついたストーリーを、笑って泣ける極上のエンターテインメントに昇華させた。そして、最後の《別れ》の瞬間がおとずれたとき、優しくも清々しい涙に包み込まれる。 

ピンポン
 
才能にあふれ、卓球が好きで好きでたまらないペコ。子供の頃から無愛想で笑わないスマイルにとってペコはヒーローだ。だが、ペコはエリート留学生チャイナに完敗。インターハイでも、幼なじみのアクマに敗れてしまう。一方スマイルは、コーチに才能を見い出され、実力をつけていく。現実の壁にぶつかったペコと強さに目覚めたスマイル。それぞれの道を歩き始めた彼らに、またインターハイの季節がやってきた…。
 

gorogorokoro at 14:39│TrackBack(0)映画 

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